1997年12月28日から1998年1月5日まで、たいした腕も無いくせにN.Z.に釣旅に、行くことにした。
N.Zに行こうと決めたのは11月始め友人のTakeshi氏とF.Fの話をしている時に、鹿留(管理釣り場)ではなくて川で大きな鱒を釣りたいね。との事からこれからシーズンのN.Zは、どうだろう!から始まった。
海外釣旅行会社に電話したところ今からだと飛行機のチケットが、取れない「キャンセル待ちになります。」と言われキャンセル待ちする事にした。それから1ヶ月半連絡が来ない。旅行会社に電話したところ、「まだ取れていない。」「いちよう、用意だけは、しといて下さい。」との事。
旅行まで10日間しかない。それからが大変だった。ロッドは、何番?リーダーは、何X?フライは何が必要なの?某雑誌の12月号に、NZの釣行記が、掲載されていた。
ロッドは、5,6番。リーダーは、3X。フライは、ロイヤルウルフが、良いらしい。
行けるか分からないのに、毎晩遅くまでフライを巻き、ロッドは、盗難の恐れがあるのでパック ロッドを買いに走った。
旅行会社から連絡があったのは、出発3日前の夜「チケット取れました。」
  
今回の釣旅は、N.Z WEST LAND 9日間
クライストチャーチから車で約3時間の所です。

お世話になったガイドさん。どこかで見たような人と思ったら、この旅のバイブとしていた某雑誌に掲載されていた人だった。
ガイドのBrent Trouleさん サブガイドで息子のDean君
成田からオークランド空港まで約12時間、トランジットし1時間30分でクライストチャーチ到着。そこで、ガイドさんが迎えに来てくれていた。ここからモワナのロッジまで車で3時間。この車の中が大変っだた。英語が聞き取れない(もともと苦手)それも、なまりがあるし、米語ではなくて英語だから単語も少し違う。辞書と格闘しながらだんだんコミュニケーションとれるようになってきたかな???
 
次の日、ロッジから車で45分ほどの行った丘の上にヘリポートがる。そこからラフ リバーの中流域までヘリコプターで15分。(徒歩だと6時間以上ぐらいかかるそうです。)

10分格闘のすえ、ようやく手にした1匹です。
NZでは、サイトフィシング(ガイドが魚を見つけてそれを釣る)が基本で、これがまた難しい。ガイドが沈んでいる赤い岩の脇にブラウンがいると言われても、どの岩なのか分からないし魚も見えない。また、川に着いて1度もロッドを振っていない。それも、このロッドを買って4日しかたっていないし、昨日降った雨で少し増水している為ニンフそれもフック4番ヘビーウエイト、リダー14f、ティペット3f。思うように、なかなかポイントまで、届かない。やっと、ポイントに入ったその瞬間、ガイドが「Yes」と叫んだ。
思わずロッドを高く上げ合わせた、と同時にものすごい力で魚が上流に走る。「Hide(僕)RUN」 今度は下流に走る。1匹釣るのに、ものすごく体力が必要だ。

いっしょに行ったTakashi。とても嬉しいそうでしょ。
午前10時ごろより釣り始めあっとゆう間に時間が過ぎ、今日はこれで終わりと言われ、時計を見れば18時を回っていた。
この時期、N.Zは、夜10時頃まで明るい。まだ釣りたいな〜。
今回ラフ リバーでテントを張り2泊の予定。
二日は、川の水もひきドライで行けそうな状態になった。ガイドのBrentさんドライの合わせ方は、「ワン、ツゥー、スリー」で合わせるだと教えられ、いざ釣りを始めると、ジョーズみたいに馬鹿でかい口が、「にょ〜」と出てくるから、焦ってしまい早合わせ。「すっぽぬけた。」
  
N.Zで5日間、今まで味わったことのないF.Fを楽しみました。

このN.Z釣旅で、いろいろなことを勉強しました。
 
ニンフフィシングで使用するN.Z式マーカー。羊の毛をティペトに、結ぶやり方。
これは、とても便利でカッコいい。マーカー自身軽いし、よく浮きよく見えドライに換える時でもすぐ外すことが可能です。
ガイドさんいわく、日本でよく使う発泡スチロール系マーカーは、魚を驚かすそうです。
(今まで、マーカーが嫌いで、あまりニンフの釣りをした事がありませんでした。N.Zから帰ってきてからニンフフィシングにはまりました。)又、トレーラー方式の釣り方(ティペットにドライフライを結び、ドライフライのフックに、またティッペトを結びニンフを付ける)キャスチングは難しいが、ドライフライに魚が出たり、ニンフの時はドライフライがマーカーの変わりなるし。とても面白かったです。基本的には、ドライフライは、おとりみたいなもんらしいけど。
  
N.Zに来てい一番感じたことは、魚,水を大事にすると言うこと、だから大きな鱒が沢山育つと思います。
日本でも多くの人が、キャッチ アンド リリースしてくれると大きな鱒が、釣れるようになるのにな。
 
来年、正月また行きたいな〜!


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